テレホンセックスとは

テレホンセックスとは、一言で言ってしまえば電話越しにセックスをすることです。
電話エッチ、テレエッチ、テレセなど様々な呼び名がありますが、 基本的には同じ意味で、テレフォンセックスのことを指します。

言葉や音で感情を表現したり、相手に対して指示や命令をすることにより、 主に聴覚と想像力で興奮しながら男女が互いに自慰行為をする方法が一般的です。

テレホンセックスを誰とするか

テレホンセックスは、 見ず知らずの異性とするテレホンセックスと、 恋人同士や夫婦など面識のある相手とするテレホンセックスの2つに分類されます。

見ず知らずの異性とするテレホンセックスは、 1980年代に誕生した「テレクラ」が火付け役となり、 1990年代のテレクラブームで利用者が急増し、一気に一般化しました。

また、見ず知らずの相手と電話でセックスしたいという願望を持つ人の中には、 「伝言ダイヤル」「ツーショットダイヤル」などを使って 個人的にテレホンセックス相手を探して電話でセックスするという人も大勢いました。

現在、テレクラ人気は衰えずに一定のファンがいる一方で、 携帯電話やスマートフォンで手軽にテレホンセックス相手を探せる専門サイトなどが登場し、 個人間で積極的に相手募集が行われています。

一方、面識のある相手とするテレホンセックスは、 遠距離恋愛中の恋人同士や 単身赴任中の夫婦などを中心に自然発生的に増え始めたと言われています。 歴史は古く、黒電話の頃から存在しました。

また、「パートナーが近くにいない」「会えないから」という理由だけでなく、 「普通のセックスでは物足りない」、 「電話じゃないと感じない」など、 普通のセックスとは別物として、 あえてテレホンセックス行うカップルも数多く存在しているのです。

テレホンセックスの種類

テレホンセックスには様々な種類があります。
見ず知らずの他人とのテレホンセックス、愛し合うパートナーとのテレホンセックス、 最新のテクノロジーを駆使したハイテクテレホンセックスなど、 人間の数だけテレホンセックスの仕方があると言っても過言ではありません。

ここでは、現在、最も人気のあるテレフォンセックスや、 テレホンセックスに繋がるアプローチ方法を厳選して3つ紹介します。

●テレクラ・ツーショットダイヤル系
電話越しにセックスする一番オーソドックスなスタイル。
男性が待機し、電話をかけてきた女性と電話が繋がって会話が始まるというものや、 伝言ダイヤル、ツーショットダイヤル、ＳＭ専用ダイヤルなど様々な回線があります。
テレクラ店舗からでも、自宅からでも利用することができます。

おすすめのテレクラ・ツーショットダイヤル一覧

●コミュニティサイト系
メールや掲示板を中心にコミュニケーションをするサービス。
いわゆる出会い系サイトや、出会える系とも言われます。
近年のコミュニティサイトには、テレビ電話機能をもつサイトや テレビ電話相手を募集できるサイトがあり、 テレホンセックスへのアプローチ方法の一つとして大きな注目を集めています。

おすすめの電話エッチ募集コミュニティー一覧

●テレビ電話・ライブチャット系
基本的に女性側が待機しています。
男性は待機中の女性の中から好みの女性を選び、音声やチャットで会話をすることができるサービスです。 一番大きな特徴は、なんと言っても「テレビ電話」。
相手の（お互いの）顔や体を見ながら会話ができるという最新のシステムです。

おすすめのテレビ電話セックスサイト一覧

●スマホ無料通話アプリ系
スマートフォンの無料アプリで、女性と通話ができる機能が備わったものが多くあります。
声の通話のみや、テレビ電話機能までついたものまで存在し、多くの男女がテレフォンセックスに利用するようになってきました。
LINEやスカイプを代表として、アダルト専用アプリも多くリリースされています。

おすすめのスマホ無料通話アプリ一覧

テレホンセックスは文化です

このように、テレホンセックスは今や普通のセックスの代替ではなく、 一種のセックスの形としての考え方が定着し、 れっきとした文化になったと言えます。

さらに、近年、電話を使った音声のみのテレホンセックスから、 カメラ付き携帯電話などを使った テレビ電話セックス・ライブチャットへと大きく進化しました。 これは、お互いの生の映像を見せ合いながらテレホンセックスができるという、 テレホンセックス史上類を見ない大革命です。

日本のテレホンセックスと世界のテレホンセックス

2003年にコンドーム大手Durex社が行った調査によれば、 日本人のテレホンセックスの経験率は12％。
ところが、同調査では、アメリカ人は54％、イギリス人は52％がテレホンセックスの経験がある、と回答。
なんと、アメリカやイギリスでは2人に1人の国民がテレホンセックスを経験している事になります。
先進国の中で、これほどまでにテレホンセックスをしていない国は日本だけなのです。

テレホンセックスの未来への課題

テレホンセックスにも課題は存在します。
相手が目の前にいないことで、 「テレホンセックスに対するテンションのずれ」 「相手に満足させてもらえない」など、 一方的なテレホンセックスになってしまう場合もあるのです。
ただし、現在はテレビ電話機能の登場によってそれも解決しつつあります。

テレクラの誕生から30年。 一人ひとりの好みや環境に合った テレホンセックスを手軽に楽しめる時代が到来したのです。